パンズラビリンス

パンズ・ラビリンス 通常版 (2008/03/26) イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ ダグ・ジョーンズ 商品詳細を見る

スペイン内戦時に生きる少女が、虫の姿をした妖精や牧神パンと出会うお話。

って書くとなんだかほんわかしそうでありますが、実はごっつ暗くて怖い、切ない映画でした。
ファンタジーだからってお子様に観せたらトラウマになりそう。
現実の部分とファンタジーの部分のギャップがありすぎて、実は少女が過酷な現実に耐え切れなくて妄想に逃げ込んだんじゃ？って思ってしまいました。
いや、妄想ではないんですけども。
そう思うのは大人になってしまったからでしょうかね。
牧神パンや、掟をやぶった少女に襲い掛かってくる人の形をした人じゃない者がなんだか日曜朝の特撮に出てきそうな動きでした。
すごく観てて辛い映画だったけれど、うんいい映画だと思いました。